2021/12/19 17:21
今回は「きもの松葉」の悪徳な販売方法ですが、悪質まではいかないまでも
呉服店の販売の仕方には、おかしな点があります。
今回のケースは、営業ノルマを達成するために、高齢者等の制限行為能力者まででは
ないが、事理を弁識する能力にかける人への販売ですが、
他にも、ちょっと興味本位で立ち寄っただけなのに、何十万何百万もする着物を勧められた等
呉服屋(着物屋)が怖いと思わせる事例がたくさんあります。
まず、着物といえども服であり、ファッションなんです。
他の洋服とかわりません。
それなら、お客さんが気に入った物を買えるようにしなければならないのです。
1つ売って100万の利益を出すより、5000円とか10000円位の商品を売って
日常的に着る人が増えるほうが良いはずなのに、なぜか、高額な商品を無理やりにでも
売ろうとする。
そんな何百万の着物を着る機会は、一生のうちにそうないはずです。
着ないものを無理やり売って誰に得がある?
高額な商品が売れれば、それひとつで利益が出るかもしれませんが、長い目で見たらマイナスです。
車のディーラーが車を売るような売り方をやめて、
洋服屋が洋服を売る売り方にしなければならないと思います。
着物は和服であり、洋服と同じ着るものであるという認識が売るほうにも買うほうも持たなければなりません。